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トロマット生地をわかりやすく解説!特徴やお手入れ方法がわかる

トロマット生地をわかりやすく解説!

トロマットはどんな生地なのか、トロマット素材はどこで使われているのか、ほかの生地との違いは何なのかを知りたくはありませんか。

このコラムでは、トロマットの特徴や使われやすい場面、防炎加工、お手入れなど、トロマットの基礎知識を簡単に解説します。

ほかの生地との違いや、トロマット生地製品の価格表についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

トロマット生地とは?

トロマットは、ポリエステル100%の化学繊維で作られた生地です。

ここでは、トロマットの特徴や仕様、用途などについて簡単に解説します。

トロマットがよく使われる場面

トロマットは横断幕やタペストリー、テーブルクロスなどでよく使われています。

飛翔と書かれたスポーツチーム応援用の横断幕

横断幕は、スポーツやコンサートの応援や、店舗の看板として使われることが多いです。応援メッセージ・スローガンや店舗の宣伝などを印刷して使います。

持ち運びに適しており、屋内外で繰り返し使用しやすいため、トロマットで作られることが多いです。

タピオカドリンクを宣伝するピンクのテーブルクロス

テーブルクロスは、イベントや展示会のために、机の上からかけて設置されることが多いです。企業のロゴや、おすすめしたい商品などを印刷して設置します。

折りたたんだり机にかけたりしてもしわが目立ちにくく、手軽に持ち運ぶことができるため、トロマットのテーブルクロスが重宝される傾向にあります。

天井からつるされた、緑の木々が描かれたタペストリー

タペストリーは、イベントの案内やメニュー表に使われたり、個人グッズとして製作されることが多いです。イベントの内容や紹介したい製品、自作のイラストなどを印刷して使います。

壁や天井から吊るしたときに、しわにならずまっすぐな状態で吊るせるため、トロマットが使われやすくなっています。

防炎加工について

「防炎加工」を施した、防炎トロマットもあります。

防炎加工とは、生地に炎がついたときに、燃え広がりにくくするための加工のことです。「燃えにくくするもの」なので、「燃えない」ことを保証するものではありません。

防炎に関しては、消防庁や各自治体の条例などに詳しい記載がありますので、チェックしてみてください。
参考:「防炎の知識と実際《防炎普及用資料》」消防庁

トロマットのお手入れのポイント

トロマットのお手入れのポイントを紹介します。

折りたたむときは、直射日光による色褪せを防ぐため、印刷面を内側にしましょう。

生地に汚れが付いたときは、ぬるま湯で手洗いするか、濡らした布で優しく拭き取ってください。洗剤を使う場合は、中性洗剤であれば生地が傷みにくいです。
なお、洗濯機や乾燥機は、色落ちにつながるため使わないようにしましょう。

トロマットにアイロンをかけるときは、あて布をしたうえで、80〜150度に設定したアイロンでシワを伸ばしてください。

トロマットとほかの生地との違い

トロマットと、ターポリン・布生地との違いを解説します。

製品を比較や検討をする際にお役立てください。

ターポリン素材との違い

トロマットとターポリンの違いを表にまとめました。

トロマット ターポリン
素材の種類 ビニール
特徴 ターポリンより軽い
折りたたんで保管できる
屋内外で使える(やや屋内向き)
しわがつきにくい
ツヤが弱めでマットな質感
トロマットより重い
丸めて保管するのがおすすめ
屋外で使われることが多い
防水性・耐水性が期待できる
ツヤがある質感
生地の重さ 約160g/m2 約380g/m2
生地の厚み 約0.32mm 約0.33mm
交換の目安 約1年~2年 約3~5年

トロマットは屋内使用向きかつ軽量で、複雑なデザインにも対応しやすいです。ただし、使用できる期間は比較的短めなので、注意しましょう。

ターポリンは耐久性・防水性があり屋外使用に適しています。ただし、重さがありインク剥がれ防止という観点からも、丸めて保管することが推奨されます。

布素材との違い

トロマットと布生地(テトロンポンジ・テトロンツイル・トロピカル)の違いを表にまとめました。

トロマット テトロンポンジ テトロンツイル トロピカル
特徴 シワになりにくい
用途:横断幕・垂れ幕
耐久性がある
用途:のぼり旗・タペストリー
やわらかい
用途:団旗・フラッグ
丈夫
用途:店舗フラッグ・大型幕
生地の重さ 約160g/m2 約60g/m2 約150g/m2 約100g/m2
生地の厚み 約0.32mm 約0.14mm 約0.27mm 約0.20mm
交換の目安 約1~2年 約3か月 約1年 約半年

トロマット・テトロンポンジ・テトロンツイル・トロピカル、それぞれに特徴とメリットデメリットがあります。用途や使用環境に応じて、比較検討してみてください。

トロマット生地を使った製品の価格表

トロマット生地の製品は、私たちの身近でたくさん使われています。
トロマット生地の横断幕、タペストリー、テーブルクロスの価格表を以下にまとめましたので、参考にしてください。
※以下の価格はすべて税込、オプションなし、防炎なしの場合の価格です

トロマットの横断幕の参考価格

縦/横 ~120cmまで ~180cmまで ~240cmまで
~60cmまで 4,620円 4,989円 6,652円
~90cmまで 4,989円 7,484円 8,607円
~120cmまで 6,652円 8,607円 11,476円
~150cmまで 8,316円 10,759円 12,690円
~180cmまで 8,607円 11,421円 15,228円
~210cmまで 10,042円 13,324円 15,724円
~240cmまで 11,476円 15,228円 17,971円
~270cmまで 11,421円 17,131円 20,217円
~300cmまで 12,690円 16,848円 22,464円

トロマットのタペストリーの参考価格

1枚 ~ 4枚 5枚 ~ 9枚 10枚 ~ 19枚
ショート 2,310円 2,255円 2,195円
レギュラー 2,890円 2,830円 2,715円
ワイド 3,985円 3,930円 3,870円
A0 3,465円 3,375円 3,295円
A1 2,310円 2,255円 2,195円
A2 2,310円 2,255円 2,195円
B0 4,105円 3,985円 3,870円
B1 3,120円 3,065円 2,950円
B2 2,310円 2,255円 2,195円
B3 2,310円 2,255円 2,195円

トロマットのテーブルクロスの参考価格

1枚あたり
前掛けタイプ
(W150cm×H130cm)
9,009円
フラットタイプ
(W270cm×H130cm)
12,372円
ボックスタイプ
(W180cm×H70cm)
27,500円

今回のコラムでは、トロマットの特徴やお手入れ方法、ほかの生地との違い、トロマット生地製品の価格表などを紹介しました。

軽くてコンパクトに持ち運べて、お手入れも簡単、防炎加工にも対応できるトロマットは、屋内をはじめ短期間での屋外使用にも適しています。

横断幕やタペストリー、テーブルクロスなどの購入を検討している方は、ぜひトロマット生地を検討してみてください。